ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」

ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード

 

【公演HP】https://www.howtosucceed.jp/

2020年9月4日〜20日 東京・東急シアターオーブ

10月3日〜9日 大阪・オリックス劇場

 

目次

 

キャスト

増田貴久(NEWS)

笹本玲奈

雛形あきこ

鈴木壮麻

林愛香 松下優也

ブラザートム

春野寿美礼

今井清隆

三井聡 風間由次郎 木内健人 大村真佑
小原和彦 東間一貴 藤浦功一 MAOTO
松本和宜 りんたろう 咲良 田口恵那
堤梨菜 笘篠ひとみ 花岡麻里名 米島史子

 

スタッフ


【作詞・作曲】フランク・レッサー
【脚本】エイブ・バローズ / ジャック・ウェインストック / ウィリー・ギルバート
【原作】シェパード・ミード

【演出・振付】クリス・ベイリー
【翻訳・訳詞】高橋亜子
音楽監督荻野清子
【演出補】荻田浩一

【振付補】エリザベス・クランドール
【美術】二村周作
【照明】高見和義
【音響】宮脇奈津子
【衣裳】前田文子
【ヘアメイク】宮内宏明
【歌唱指導】満田恵子
【通訳】伊藤美代子
【振付助手】青山航士
【演出助手】坂本聖子 / 河合範子
【舞台監督】二瓶剛雄 / 榎太郎

 

感想

増田貴久さんのファンになって5年ほどだけど、オープニングナンバーから「え〜こんな歌い方もできるの?!」とびっくりした。おめでとうございます。ミュージカル俳優・増田貴久の誕生です。

 

ついに、増田貴久は日本のマイケル・ボールだということが証明されてしまいましたね。

増田さんがブロードウェイ・ミュージカルに出演、しかもいきなり主演と聞いたときは驚きました。相方である日本のアルフィー・ボーことT越さんも歌がめちゃくちゃうまいので、大きなミュージカル作品に出てほしいなぁとずっと思っていたのですが。

しかも、ダンスもうまい。これに関しては元々あまり心配していなかったけど。

そして、演技は、どうなんだろう、素の増田さんに近い役柄だったから……門田くんや透ちゃんとあまり変わらないような……台詞は正直、心配なところもありました。

改めて、増田さんは魅力的な人だなぁと思いました。

感染症の流行があり心配な状況でしたが無事幕が上がり、いろいろな方から主演・増田貴久をお褒めいただいていて。ファンとして嬉しい限りです。

 

フィンチと増田さんは似ている。

この邦題は「努力しないで出世する方法」だけど、フィンチは本を読み込んで人脈を広げるという努力をして、自分なりの方法で成功した。プロ意識の塊で、はじめのうちはローズマリーも相手にしない。努力をしていないようで、していた。

増田さんも人脈をとても大切にする人で、そういった努力が実を結んで、いろいろなお仕事に繋がっている。それをあまり表に出さないけど、努力している。

結局、フィンチは誠実さによって会長の座をモノにする。増田さんの成功も、彼の誠実さのもとに成り立った努力の結晶だと思います。

 

笹本玲奈さんのミックスボイス?も素敵でした。歌い方が宝塚っぽいと思ったら受験校に通っていたそう。

鈴木壮麻さんは大好きなのにかっこいい感じの役じゃなかったのでショックでした。笑

そして、春野寿美礼さんが素晴らしかった。オサさん。宝塚時代の動画はよく拝見していたので素敵な方と存じ上げていて、あまり歌うシーンがなくて残念と思っていたら、最後のメトロノームみたいに振れながらの歌唱がすごかった。

 

ストーリーはコメディとして楽しめたし、音楽もキャッチーで一度聴いたら耳に残った。

コーヒーブレイクに関してはなんでここに入るのか、物語に必要なのか、わからなかった。

 

ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード

Travis Japanを中国語・韓国語で

読み書きしたい人のための覚え書き

 

中国語 簡体字 ピンイン 简体拼音

bilibili「杰尼斯Jr.频道」準拠

 

宮近海斗

宫近海斗(gōng jìn hǎi dòu)


中村海人

中村海人(zhōng cūn hǎi rén)

 

七五三掛龍也

七五三挂龙也(qī wǔ sān guà lóng yě)


川島如恵留

川岛如惠留(chuān dǎo rú huì liú)


吉澤閑也

吉泽闲也(jí zé xián yě)


松田元

松田元太(sōng tián yuán tài)


◆松倉海斗

松仓海斗(sōng cāng hǎi dòu)

 


韓国語 ハングル 한국어 한글

 

Travis Japan

트래비스재팬


◆トラジャ

토라쟈


宮近海斗

미야치카카이토


中村海人

나카무라카이토


七五三掛龍也

시메카케류야


川島如恵留

카와시마노에루


吉澤閑也

요시자와시즈야


松田元

마츠다겐타


◆松倉海斗

마츠쿠라카이토

【歌詞】Nightmare /関西ジャニーズJr.

 

Nightmare /関西ジャニーズJr.

詞 Komei Kobayashi

曲 Peter Nord / Kevin Borg

 


Nightmare!

Nightmare! Nightmare!

 

君が 今夜も一人 深い闇に 震えて眠るのなら

部屋の窓辺 日が昇るまで そばにいてあげるよ

そう 繋いだ手を 離さないで(Don’t you go away)*1


Oh baby 終わりのない 夜なんてないから

消えていく そのNightmare, Nightmare

Baby 君がまた 目を覚ます頃には

陽の光が 掻き消してく


What you gonna do? What you gonna do?

You can make it right

What you gonna do? What you gonna do?

You can make it right

Hey! 繰り返しの(??)*2

現実? それかただの幻想?

So hey! What you gonna, gonna do? 

What you gonna do? You can make it right


もう何も恐れないで 目を開ければBrand new day


終わりのない 夜なんてないから

消えていく そのNightmare, Nightmare

Baby 君がまた 目を覚ます頃には

薄れてく そのNightmare, Nightmare...


Oh baby 醒めはしない 夢なんてないから

越えられる そのNightmare, Nightmare

Baby 夜が明けて 朝が来る頃には

その涙も 乾いていく Nightmare...

 

Oh Oh...

Nightmare... Nightmare...

Nightmare...

 

 

【参考】

素顔4 関西ジャニーズJr.盤 Disc2

少年倶楽部 in大阪 2019(Aぇ! group)

まいど!ジャーニィ〜SHOWTIME(Aぇ! group)

 

間違いがあればコメントいただけると幸いです。

*1:歌詞はDon't you go awayと表記されていますがrun awayと聞こえます。

*2:室くんのラップパートはわかりませんでした。

舞台「虎者-NINJAPAN-」

Travis Japan「Namidaの結晶」MV (「虎者 ―NINJAPAN―」テーマソング)

 

【公演HP】虎者ーNINJAPANー | 公式サイト

2019年11月2日〜10日 東京・サンシャイン劇場

11月15日〜24日 京都・南座

11月26日・27日 名古屋・御園座

11月30日 広島・上野学園ホール

 

目次

 

キャスト

Travis Japan

宮近海斗 中村海人 七五三掛龍也 川島如恵留 吉澤閑也 松田元太 松倉海斗

 

山拓也 佐藤新 松田リマ 長谷川純

 

BOS Action Unity

大隈厚志 村岡友憲 古屋貴士 村山邦彦 片伯部浩正 酒井和真 平野兼椰 田崎直輝

 

スタッフ

企画・構成:ジャニー喜多川

構成・演出:滝沢秀明

 

第2部振付:屋良朝幸

音楽監督:長谷川雅大

振付:SANCHE / 前田清実 / YOSHIE / 赤坂麻里 / MASASHI

タップ振付指導:HIDEBOH / KENICHI / Batt / NON / Yuko

音楽制作:伊豫部準二 / 姉帶風太

アクション監修:坂本浩一 / 岩上弘数

アクションコーディネーター:大隈厚志

クロバットコーディネーター:村岡友憲

特殊効果:田中義彦

装置:中村知子

照明:藤井逸平

ムービングライト:米澤正直

映像:鈴木岳人

音響:岩楯岳志 / 志茂剛 / 鮫島健一 / 芳賀琴美

衣裳:桜井久美 / 菱沼将人 / 篠田久美子 / 飯塚直子 / 川井貴子

ヘアメイク:石川陽子

トランポリン演出・指導:中田大輔

トランポリンコーディネート:澁谷く実子

ジャンピングスティルト:KAZU

ローラースケート指導:小泉博

マジック:藤山大樹

 

曲目

1幕

Namidaの結晶

Free your mind

Blue masquerade

Bad Love

Namidaの結晶

2幕

OVERTURE

夢のHollywood

Happy Groovy

愛のかたまり

千年メドレー

ものさし(川島松倉)

愛されるより愛したい(七五三掛中村)

I got the FROW(松田宮近吉澤)

Julia(長谷川)

VOLCANO

Together now

Talk it! Make it!

 

感想

Travis Japan初主演舞台「虎者-NINJAPAN-」

素晴らしいものを見た。本格的なアクション。圧倒的なダンスパフォーマンス。

Travis Japanのダンスは本当に素晴らしかった。BOSの方々の本格的なアクションも大迫力で面白かった。この舞台を「ジャニーズのイロモノ舞台」と片付けるにはもったいない。そう強く思った。

私の知る「アイドルのTravisJapan」ではなかったので“ファンとしてTravisJapanを見てきた”というより、ただ“すごいエンターテインメントを見せられた”という感じ。まさに「表現者としてのTravis Japan」の真骨頂だった。

 

ただ、脚本が酷かった。

事前にあらすじを読んでいたので話がまるでさっぱりということはなかったが、展開が速いというか唐突なので登場人物の感情に目を向ける暇がなく、物語に入り込むのは難しい脚本だった。バラバラのシーンを貼り合わせたようなやっつけ感。

もっと登場人物の関係性とか7人それぞれの個性とかはっきりさせるべき。それがないのでアクションすごいダンスすごい、ストーリー不要では?と思ってしまう。

あと散々子どもに手を上げておきながら「子を殴る拳はなんと痛いことか」と正当化する態度には吐き気がした。これでテーマが「家族愛」とは酷すぎる。

 

それから、言葉の演技は全く稚拙だったし、数曲を除いてほとんど口パクだったのも残念。生歌も音程やリズムは悪くないが高音が伸びず、聞くに耐えない。

歌はもっともっと磨くか、歌えないなら歌詞なんてなくしてしまばいい。Travis Japanにニセモノは似合わない。あの素晴らしいダンスで勝負するなら、そこは誤魔化してほしくなかった。虎者を海外にもっていきたいなら特に。

 

2幕はショータイム。濃密なダンスパフォーマンスに終始圧倒されっぱなし。歓声を出したり、立ち上がって踊ったり、海外のショーみたいだった。

TravisJapanの「愛のかたまり/KinKi Kids」は相変わらず美しかった。「ものさし」はピアノ川島如恵留さんとギター松倉海斗さんのデュエット。こちらが恥ずかしくなるほどストレートな松倉さんの作詞、川島さんが作曲。「I got the FROW /ジャニーズWEST」の宮近海斗さんはそれはもう。目線で何人のハートを撃ち抜いたのでしょう。「VOLCANO」は出演者総出で衣装もバラバラなのでごちゃごちゃして見えて、本来の一糸乱れぬパフォーマンスの良さが殺されてた。アレンジされた振付は良かった。

そして稽古映像、Travis Japanのファンとしては大変興味深かったけれど、所詮「オタク向け」なので不要だと思う。

 

長谷川潤さん、演技はさすがだった。

山拓也さんもすごくよかった。発声よし演技よし、ダンスもかっこよかった。外部の舞台で活躍する姿も見てみたい。

 

Travis Japanのファンとしての感想も添えておく。この10月11月で本当にどこに出しても恥ずかしくないダンスグループになった。宮近さん、笑顔で唐突に松倉さんにグータッチ仕掛けるのは怖い。ちゃかまちゅ怖い。演出がすっごい松松。トランポリンで目を合わせる派うみげんのえ、合わせない派しず。TravisJapanのダンスは至高です。みんなでトキメキ踊るの本当に楽しかった。

私は虎者衣装が好きなので、Namidaのときは白ジャケットだけじゃなくてこちらも着てくれないかなぁ。Together Nowの衣装も大好き。

 

「虎者-NINJAPAN-」海外公演は楽しみです。歌とか演技とか、課題は山積みだけど。

回りくどいことをしなくても、Travis Japanはもうその身ひとつで、ダンスだけで、海外に行けるグループだと、思う。